えむ♪のゆきあたりばったり。

30代外資系OLです。4月からワーキングマザー(予定)

「いいかげんが良い加減」と言っていた私がケアレスミスをなくすためにしたこと

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 ひとつのミスで、作成したものがすべてダメになってしまうというお仕事をしていることもあり、ケアレスミス防止には気を使っています。
 正確性については8割でも9割でもダメ、100%じゃないとダメというお仕事をしていると、もともとの性格がとても几帳面でしっかりしていると思われがちですが、そんなことはまったくありません。
 もともとの私は「いいかげんが良い加減」で、新卒の時は日付を間違えたり、数字を一桁間違えるというどうしようもないミスをしていました。プライベートでは今だって、自分で爪を塗ったネイルがちょっとくらいはみ出しても気にしないし、巻き髪が微妙に左右均等でなくても気にしないような雑な人です。
 なので、社会人になってから最初の数年間は、ケアレスミスをなくすというのがずっと、課題のひとつでした。くだらないただの注意力散漫、努力が足りないだけと思われがちの格好悪い目標、でも、私が社会人としてきちんと働いていく中ではとても大事なことでした。だってそれってできて当然のことだから。当然のことができなければ、スタートラインにすら立てない。

 ケアレスミスをなくすために私が始めたことで、今も心がけ続けていることをメモしてみます。

睡眠をしっかり取る

 睡眠不足の頭の働きは、酩酊状態と変わらないそうです。

睡眠リテラシーのすすめ 富士ゼロックス株式会社より
また、睡眠不足によるこんな実験結果も発表されています。17時間起き続けているだけで、アルコール血中濃度0.05%(酩酊状態)にあたるパフォーマンスレベルに低下するというのです。徹夜をすれば、17時間はゆうに超えて起き続けるでしょう。その状態で資料を作成したり、大事なプレゼンに臨んでも、酔っ払いの人と同じ程度のパフォーマンスにしかならないということです。

 酔っ払ってる時に、絶対に間違いのあってはいけない仕事、しませんよね?酔っ払っている状態の外科医にお腹切ってもらうのとか、絶対避けたいですよね?
 正確な仕事をするためには、睡眠不足は極力避けましょう。睡眠削っちゃダメ、絶対。
 適切な睡眠時間は人それぞれだと思いますが、私は7時間は寝るようにしています。

画面ではなくプリントアウトをチェックする

 なんでも紙出しするのって昭和のおじさんみたいで格好悪いし、エコじゃないし、デスクの上が紙だらけって雑然としてしまうし、だいたいスタバにプリンタないし、オフィスでもプリンタまで歩いていくのめんどくさいし…といろいろな理由はあるでしょうが、書類にミスの多い人は、自分の作成した書類は、どんなにシンプルなものでも100%全部紙出ししてください。
 そして、赤いボールペンを持ち、一文字一文字を指で追ってスペルや漢字が合っているかを確認してチェックし、数字にはdividerを振り、数字や名称をひとつひとつオリジナルの情報と照らし合わせてチェックし、書類の最後までチェックしきってください。
 全部終わったら、今度は、青いボールペンを持ち、同じ作業を書類の最後から最初に向かって行ってください。一度見たからと手を抜かず、オリジナルとの照らし合わせ作業、数字にdividerを振る、スペルと漢字のチェック、全部をきっちりやります。

 この作業は、画面でやってもダメです。絶対に絶対に紙でやってください。A4用紙50枚の書類でも、1枚しかなくても、絶対にプリントアウトして、オリジナルと照らし合わせて赤と青のボールペンでチェックです。
 そして、ミスを発見して修正したら、再度プリントアウトをして、同じ確認作業をします。100%ミスがない!と自信を持って言える状態にしましょう。
 時間がかかるし、間違い探しってめんどくさい。でも、絶対にやるべきこと。

読み合わせをする

 睡眠がしっかり取れている頭の冴えた状態で、紙出しチェックを繰り返して100%と言える状態まで持って行ったらほぼ大丈夫のはずですが、特に重要なものについては読み合わせをします。
 同僚、または依頼相手と二人でやります。自分が声を出して読み、相手に書類をチェックしてもらいます。

 

 以上が、今も私が続けているケアレスミス対策です。今、ケアレスミスに悩まされている人の参考になればよいな。

 

 今年読んだ本の中に「時間がない、という欠乏の意識が人間の処理能力を制限してしまう」とありました。
 急いでいるときほど、心を落ち着けて、時間をかけて、チェックをする習慣をつけましょう。間違えてやり直すほど時間を無駄にすることはないものね。急がば回れ急がば回れ

いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 (早川書房)

いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 (早川書房)

 

 

2016年も食べて幸せになりたい、今年出会ったフルーツ&お野菜3選

 千疋屋で買うようなのじゃなくて、旅先で出会ったものや、誰かが「実家から沢山送られてきちゃったの~」とお裾分けしてくれるフルーツとお野菜が好きです。今年出会った中で、来年も食べたい!と特に印象に残ったものをメモとして残します。

横森さんのぶどう

 山梨県韮崎市の横森さんのぶどうが好きです。特に藤稔。道の駅で初めて見たときには、はじけそうにぷりぷりで、ピンポン玉のように大きな粒に興奮しました。
 口に入れると、瑞々しくて、甘いけれどさっぱりしてて、美味しいぶどうゼリーのようでした。近所のスーパーで買う巨峰よりずっと好きです。

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forest-side.net

あきる野のおひさまコーン

 五日市街道沿いを秋川渓谷に向かってドライブしていくと、夏はとうもろこし畑のすみに直売所が点在しています。売られているのはゴールドラッシュとおひさまコーンの二種類ですが、私が好きなのはおひさまコーン。夫が、生で齧っても甘い!と感激してました。これでポタージュを作るときは、お砂糖はまったく足さないで、ちょっとお塩を足します。本当に美味しくて大好き。

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自然熟蜜柑

 いただきものです。今まで、みかんの王様は愛媛の真穴みかんだと信じていたのですが、それに並ぶ美味しさに感動しました。甘くて、ついつい二個目に手が伸びちゃう。

mitsukoshi.mistore.jp

 買うとお高いものなのね…。広島の人は、これをお安く買えるのだとするとうらやましいです。

 見た目が綺麗で、味も”水菓子”という言葉がふさわしい甘さと美味しさの日本のフルーツ、世界一美味しいと思います。日本に住んでてよかった♪

お財布へのこだわり。

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 来年のお財布を決めました。ルイ・ヴィトンのポルトフォイユ・サラのエピです。
 色はローズ・バレリーヌです。わかりやすく言うとパステルピンク。

jp.louisvuitton.com

たいへん可愛いです。

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カード類は増やさないように心がけているけれど、ポケットがたくさんあるのはやはり安心。

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 普段、験担ぎを避けている私にとって、お財布は唯一の験担ぎアイテムです。気にかけているのはこんなこと。

 

長財布を選ぶ

 よく言われる”お札を折るのは良くない”だけが理由ではなく、新券をきれいな状態でしまっておけるのがよいです。

ピンクのお財布を選ぶ

 20代の頃にAsh & Diamondsのキラキラしたピンクのお財布を持った頃から、キャリアがわらしべ長者のようにパタパタと開けていきました。運、タイミングがたまたま重なっただけなのかもしれませんが、以来、意識してピンクのお財布を持つようにしています。私の中で、幸運を呼び込むお財布の色。

 あと、明るい色だとバッグの中で探しやすいというのもメリットです。お会計でもたもたしたくない。

くたびれてきたな…と感じたら買い換える

 何年使う、と決めてはいませんが、角の擦れが気になるようになってきたり、くたびれてきたと感じたら買い換えるようにしています。今使っているマトラッセは、3年使いました。

 使っている間、毎年よい金額の賞与をいただき、よいパーセンテージで昇給もしてもらえ、お金持ちになったってわけではないけれど、お金に困ることはなく、ちょっとした贅沢を楽しむこともできました。たくさん、幸運を連れてきてくれたと感謝しています。

 代々の幸運を連れてきてくれたお財布たちは、大事にコレクションとしてとってあります。転職活動中や、お仕事でへこむことがあったときに箱から取り出して見ていると、頑張ろうという気持ちが湧いてきます。

ちょっと思い切ったお値段のものを買う

 お財布って、時間、肉体的・精神的エネルギー、つまり人生そのものを費やして働いて得たお金をしまう大切なもの。いつもの自分の持ち物よりもちょっといいお財布を、きれいに良い状態で使うことが、お仕事や人生を大事にすることにつながるように感じています。

 以前、この記事を読んで、そういえば私のお財布も年収の200分の1を割ったことがないと気づきました。買うときに「このお財布は年収の200倍超えてるかな…」といちいち計算はしませんが、「良いものを使う」という意識が大事だと思います。

president.jp

 

 新しいお財布が、来年からたくさんの幸運を連れてきてくれますように!

スマートにSmall giftを贈れる人になりたい。

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 贈り物上手な人って素敵だなと思います。
 アメリカにいたときは、Thanksgiving後の金曜日(Black Friday)のあたりから小さなギフトをちょっとずつ買いだめし、12月に入ってからは身近な人と小さなプレゼントを交換し合うのが日常の楽しみのひとつでした。交換したプレゼントをツリーの下において、クリスマス当日まで開けるのを待つのも楽しかったです。
 日本にいる今は、そういうことできる人が周りにいないからしません。残念。

 習慣づけようと思っていることのひとつに、”スマートにSmall giftを贈る”があります。今までも、退職する人にスターバックスのカードを贈ったりしていたけれど、今後はこれをもっと活用したいなって思ってます。

Starbucks E-Gift

gift.starbucks.co.jp

 メール、Facebook, TwitterスマホからならLINEでも送れるドリンクチケットです。LINE PAYで支払うならコンビニでチャージできるからクレカ登録いらないし、手軽で使い勝手のよいギフト。朝に送れば通勤途中にコーヒーを買っていくこともできるし、お昼休みに送れば午後のおやつとして甘いドリンクを買うこともできます。
 自分がもらっても嬉しいギフトです。

 E-cardをつけられるのでお誕生日にも良いし、お食事のお礼なんかにも使えそうです。

 

プレゼントリストの活用

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 週末野心手帳についていたプレゼントリストを活用したいです。12月始まりの手帳なので、早速使いはじめてます。
 人ごとに左側に自分からプレゼントするもの、右側にその方からいただいたもの・ことを並べてます。
 このページだけでは足りないくらい、たくさんの人ともらったりあげたりしたいな。

 週末野心手帳、おすすめです。

 

お手紙

 手書きのお手紙を出す機会はめっきり少なくなりました。今では、旅行に行ったときに絵葉書を自分と両親宛に出す程度。来年は、葉書をもっと出したいなと思っています。ささいだけれど、これも心のこもった贈り物のひとつです。来年の年賀状も準備しなきゃね。

 年間を通して、好きな絵葉書は迷わず買っておこうと思います。それから、カラープリンタを購入したので、iPhoneで撮った写真をプリントして葉書にして送ったりもしてみようと思います。なんでも液晶で見る習慣があるから、プリンタなんていらないかな…と思っていましたが、シールプリントして手帳に貼ったり、カレンダーに貼ったり、日々楽しめそうです。

  お手紙を書くのであれば字も美しくないとね。中高では、”山"の左右の空きが均一でないと×をつけるような先生に鍛えられていたというのに、今はPC生活ですっかり下手になってしまいました。練習しよう…。

日経ホームマガジン 女子力が上がる 美文字練習帳 (日経ホームマガジン 日経WOMAN別冊)

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外資系IT企業のOLが産前休暇を返上して働くことにしました。

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 えむです。外資系IT企業の日本支店でOLやってます。現在妊娠9ヶ月ですが、今も最低でも毎日10時間、通常は12時間、長い時で15時間の勤務をしています。来週から産休に入る権利はありますが、行使せずに年の瀬を迎える予定です。

 両親、友人には、「え?!大丈夫なの」と怪訝な顔をされました。実はブラック企業勤務なのかとか、完全なる社畜に洗脳されたのかなどと心配されたりもしました。または母親になる自覚が足りないとか、妊娠出産を舐めてると怒られることもあります。なにはともあれ、母子ともにすこぶる元気なのが救いです。

 産前休暇を返上して働く人は少ないと思うので、なぜそう決めるに至ったかを書いてみることにします。

産前休暇を取らないことにした理由

  • 産休直前に同僚が退職してしまった
  • 退職者の後任がなかなか採用できなかった
  • 本社(米国)にいる上司が、産まれるギリギリまで私が働くものだと思っていた
  • 在宅勤務が可能
  • 母子ともに元気で経過順調

産休前に同僚が冬前に退職してしまった

 外資勤務のよさのひとつは、求められるパフォーマンスを出してさえいれば、年齢や性別にかかわらず一定の評価がもらえることです。一方、パフォーマンスが出ない人は悪名高いPIP(業務改善計画)ですみやかに退職させられることもあります。
 そして人件費の高い日本では、ひとり当たりにもとめられる生産性が高く設けられており、加えて日本の労働環境・文化の影響もあって、長時間激務になりがちです。こうしたプレッシャーの高い環境にさらされ続け、バーンアウトしてしまう人や病気になってしまう人はそう珍しくありません。
 私の元同僚もそういった事情で精神的に参ってしまい、10月に退職してしまいました。結果、日本の業務を引き継ぐ先がなくなってしまいました。

退職者の後任がなかなか採用できなかった

 正社員の仕事が見つからないと悩む人がたくさんいます。でも、よい人が採用できないと悩んでいる人も多くいます。私は後者です。
 そこそこのお給料を積んでも、欲しいと思う人にも、「この人なら育てられるな」という人にはなかなか出会えないのです。
 理想を言えば、経験のない若い人や、ずっと派遣社員やアルバイトをしてきた人を採用して育てればよいのでしょう。けれど、外資系企業現地支店にありがちな「3ヶ月以内に結果の出せない人はいらない」という方針やらPIPの存在を思うと「採用したところでこの人は不幸になってしまうんじゃないか…」という懸念は消えないし、そもそも産休まで2ヶ月切ってるわけで、育てている時間なんてまるでないわけです。
 やっと採用できたのは11月。3ヶ月かけて一人前になれるかな…という方で、とても1ヶ月で引渡しはできそうにはありませんでした。

本社(米国)にいる上司が、産まれるギリギリまで私が働くものだと思っていた

 アメリカ映画やドラマを見てると、職場で産気づいて急いで病院に駆け込む…といったシーンに出くわすことがあります。あれは誇張ではなく、「海外にいる上司からメールの返事ないなぁ」などと思ってると実は出産していたなんてことがあります。以前の勤務先では、日本支店に赴任していた女性本部長がギリギリまで働いて、1ヶ月で復職してきました。
 少し前に、Yahooのマリッサ・メイヤーの「双子を妊娠してるけど、短期間しか休まない」発言が記事になりましたが、米系ではエグゼクティブの女性は離職期間が短い傾向にあります。

jp.techcrunch.com

 日本人とアメリカ人は体のつくりが違うから大丈夫なんだ、なんて言う人もいますが、アメリカにだってアジア系人種はいっぱいいるんだけどね…。そういうこと言う人の思うアメリカ人って、特定の人種なんだろうなぁ…。

 無痛分娩が普及しているので体力の回復が早い、長く休みを取っていたらポジションがなくなってしまう、1年も育児休暇を取っていたら部署がなくなるかもしれないし、ましてや3年なんて休んでいたら部署どころか会社がなくなってるかもしれない!という危機感がある…などなど、日本とはだいぶ異なる事情がアメリカという国、アメリカのIT業界にはあります。
 海外オフィスで働く部下を初めて持った私の上司は、日本の労働基準法なんて知るわけはなく、当然のように産まれるギリギリまで私が働くものだと思っていました。業務命令でギリギリまで働かせることもできないということを人事に言われて初めて知ったようでした。考えていたスケジュールとだいぶ変わってしまうことに焦っていました。

在宅勤務が可能

 上司、人事と話した結果、出産予定日6週間前からの産休取得はあきらめて、在宅勤務を利用し、少なくとも年内いっぱいから年始までは働くことを決めました。
 東京都内勤務では相当な職住接近でない限り、通勤は体力的に負担が大きいものです。時差通勤にしたところで混雑具合が大幅に緩和されるわけでもないし、混みあうターミナル駅での乗り換え、ダイヤが乱れた時の混乱は、元気な人でもうんざりします。
 通勤しなくていい、という条件は、産休を返上する大きな決め手のひとつになりました。

母子ともに元気で経過順調

 そして何よりこれです。後任がいなかろうと、引き継ぎプランが間に合わなかろうと、在宅勤務制度があろうと、私がどんなにお仕事好きでも、元気じゃなかったらギリギリまで働こうなんて絶対に思いません。
 幸い、私の場合は経過良好で早産傾向も高血圧も糖尿もなく、張り止めを飲むこともなく、頗る元気なまま9ヶ月を迎えることができました。丈夫に産んで育ててくれたお母さん、お父さん、ありがとう。自分の恵まれた体力、激務の母体でも順調に育ってくれているお腹の子供に感謝です。
 もちろん体力的につらい方は、早めに産休に入るのが良いでしょうし、本来は予定日6週間前から休暇に入るのが当然です。働くことを決めたのは飽く迄も、私がそうしたいと望んで、私が自分の責任で決めたことです。
 会社や上司が「在宅勤務にしてもいいから働いてよ」なんて言うべきじゃないですからね!

 なお、産後は特に問題がなければ、やはり育児休暇は短く切り上げて復職する予定です。実母も義母も、産後2ヶ月で子供を預けて復職したワーキングマザーだったので、身内の説得に困らないのがありがたいです。その話はまた、復職が決まったときにしようと思います。

 

産婦人科医ママの妊娠・出産パーフェクトBOOK-プレ妊娠編から産後編まで! (専門医ママの本)

産婦人科医ママの妊娠・出産パーフェクトBOOK-プレ妊娠編から産後編まで! (専門医ママの本)

 

 いろいろ迷った中で選んだこの本、とっても頼りにしてます。迷信ぽいことが書いてないので、素直な気持ちで読めます。

 

お医者さんは教えてくれない 妊娠・出産の常識ウソ・ホント

お医者さんは教えてくれない 妊娠・出産の常識ウソ・ホント

 

  妊娠がわかったときに最初に読んだのがこれ。著者のエミリー・オスターは経済学の人です。彼女自身の妊娠出産を機に、世間でよく言われる妊婦の禁忌とか、母親の年齢とダウン症発生率のこととか、元データや論文を調べ上げて、自分がどう結論づけたかを書いた本。面白かったです。

 

ベストパフォーマンスを生むホームオフィスの名品三つ

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 家でお仕事をすることが多い、外資OLの私です。
 私のお仕事は早朝・深夜の電話会議、ウェブミーティングなどが多く、昼間もわざわざオフィスに行かずに自宅でお仕事をすることが多々あります。
 在宅勤務というと、家のことができて、めんどくさい上司や同僚に邪魔されなくて、自分のペースで優雅にお仕事できそう、ワークライフバランス最高!といった印象を持つ人もいらっしゃいますが、私の場合はちっともそんなことはなく、どのオフィスから電話が来ても24時間いつでも対応できる、オフィスに住み込みしてる社畜のようなものです。

 自宅の一室をお仕事部屋にしてから、もう3年になります。連日15時間勤務!なんてことも珍しくない社畜ライフを少しでも快適にすべく購入したものの中で、買ってよかったと感じたものを三つ選びました。

エンべロップデスク

 デスクとしてはかなり高額(186,732円)ですが、このデスク、すごいのです。PC作業とは切っても切れない肩こりとお別れできるすごいデスク。デスクの前半分が傾斜していて、腕を自然にあずけることができます。変に肩が上がらなくて、腕が机の角に当たりません。エルゴノミクスに感動です。

 私はこれを使い始めてから、連日12時間勤務をしていても肩が凝らなくなりました。
 小学生のときからの20年来のおつきあいをしている肩こり。社会人になってからは、2週間に一度は鍼灸に通い、月に一度はエステに通い、年に2度は病院のお世話になっていたというのに、今では「なんのこと?」状態です。肩が軽いって素晴らしい。肩甲骨が動くっていいよね。この快適さのためだと思うと、この出費は全然高くなかったと思えます。本当におすすめです。

storesystem.hermanmiller.co.jp

エンボディチェア

 椅子はエンボディチェアにしました。エルゴノミクス最強です。座面のやわらかさ、腰のサポート、ぐーっと反り返って伸びをしても快適。メッシュが好きな人はアーロンチェアでも良いと思います。私はクッションが好きなのでこちらに。
 エンベロップデスクと合わせて使うと最強です。ずっと座ってデスクに向かっていても大丈夫。

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  アーロンチェアならAmazonでも買えます。

アーロンチェア ポスチャーフィットフル装備 グラファイト/クラシック Bサイズ AE113AWBPJG1BBBK3D01

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ディスプレイ

 会社から支給されているのはラップトップですが、エクセルや細かいデータベースを見ることが多いお仕事をしている私にとって、デュアルディスプレイは必須です。作業効率向上、目の負担軽減、疲れからくる見落とし防止にお役立ち。
 夕方になるとケアレスミスしやすいって人は、大きいディスプレイ導入するといいですよ。

 

 毎日長時間使うものにお金をかけたほうがいい、は真実だと思います。特にデスクと椅子は高額だったので買うときにはドキドキしましたが、結果的にはよいお買い物をしたと思っています。この組み合わせのおかげでお仕事は捗り、昇進もできましたし、グローバル優秀社員賞をいただくこともできました。
 ベストパフォーマンスを発揮できるギアを選ぶのが大事なのはアスリートだけではなく、デスクワークの人にも言えると思います。

www.lifehacker.jp

お休みの日は、働いてる日と逆のことをすると、リフレッシュできるという話。

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画像と本文に関係はありません(たぶん)

 この三連休は、朝はゆっくり朝寝坊して、普段は慌しく過ごすキッチンでゆっくりとパン生地を捏ね、焼きたてのくるみベーグルをかじりながら、本ばかり読んで過ごしました。
 読書はお仕事前に毎日している習慣のひとつなのですが、この週末は特に濫読に耽りました。私の活字中毒は小さい頃から。小学生の頃の夏休みには部屋でずっと本ばかり読んで過ごし、読むものが尽きて電話帳まで出してきたことがあります。珍しい名字や名前を探して遊んでいました。

 本日のタイトルは、以前働いていた会社の産業医さんに聞いたお話です。私には合っているようで、この数年、この考え方に基づいた休日の過ごし方をしています。やり方はものすごく簡単。ただ、平日と逆のことをするだけです。

  • 平日が早起きだから、休日は朝寝坊する。
  • 平日が夜更かしだから、休日は早く寝る。
  • 平日がデスクワークばかりだから、休日は運動する。
  • 平日にお酒を飲むことが多いから、休日はお酒を飲まない。
  • 平日はネットにべったりだから、休日はできるだけネットを見ない。

 すべてにおいて逆のことをしないといけないわけではなくて、可能なこと数個だけで十分です。私の場合はこんな感じ。

 平日:

  • 早起き
  • 昼間はデスクワーク
  • 残業が多いので夜更かし気味
  • ネットにべったり

 この三連休:

  • 朝寝坊(平日と逆)
  • 読書(インドアに過ごしてるので平日と変わらず)
  • 早寝(平日と逆)
  • ネットをあまり見ない(平日と逆)

 冬の休日:

  • 早起き(平日と同じ)
  • スノーボードに行く(平日と逆)
  • 疲れるから早く寝る(平日と逆)
  • ネットを見てる暇がない(平日と逆)

 長いお休みを取って遠くに旅行に出かけたり、ものすごいお金をかけて特別な贅沢をしなくても、いつもと逆のことをするだけで非日常体験によるリフレッシュをすることができます。次の休日の過ごし方に迷っていたら、試してみる価値ありだと思います。

 

 週末に読んで、よかった本。ペットと暮らしている人にはおすすめ。

幸田文 どうぶつ帖

幸田文 どうぶつ帖

 

  何度目かわからないほど読んでます。読むと必ず柿の葉寿司を食べたくなります。手が込んでたり、素材を活かすものだったり、重かったり、軽かったり、美味しい割烹のお料理のような随筆集。