雪山シーズンの楽しみ
寒そうなパンダ。
雪の知らせを聞くと、今年もスノーボードのシーズンがやってきたのだなぁと思います。
カレンダーを見て、何週末行けそうかを数え、どのゲレンデをメインに滑るかを検討し、メインゲレンデの他に誰とどこに行くかを話し合い、旅行の計画を立てる、心弾む時期です。
昨年は栂池高原、一昨年は池の平温泉を滑ってました。栂池は広くてコースがいっぱいあるのが魅力で、池の平はシーズン券が安いのが良いです。どっちも遠いけれどね…。私と夫は毎週のように通うので、行くときはいつも車中泊です。
雪山では、ゲレンデをてっぺんから一気に滑り降りるのが楽しいのはもちろんですが(特に朝のパウダーラン!)、その他にも楽しみにしていることがいくつもあります。
1.温泉
白馬を滑っていた昨シーズンは、”物味湯産手形”というクーポンブックを買いました。
物味湯産手形(クーポン)公式HP - 信州をもっと楽しむ観光クーポン冊子
購入目的は温泉。ホテルや旅館のお風呂を含めたいろんな温泉に、12回まで無料で入れるんです。無料にならないところでも割引があるところが多いのでお得感あります。
疲れた体をのばして、美しい景色を見ながら入るお風呂は身も心も癒されます。白馬はアルカリ泉でお肌がつるつるになるので好きです。
白馬ハイランドホテル・白馬姫川温泉「天神の湯」温泉露天風呂 ホテル宿泊情報
2.景色を楽しむ
晴れた日の景色が本当に素晴らしいのです。
時には雲海が見られたりもします。雲海の中は霧で視界が悪いので、滑るのにはあまり楽しくないんですが…。でも景色はきれい!
3.滑った後のクレープとランチビールと吹雪いたときのココア
滑ったあとの糖分ってどうしてあんなにも美味しいんでしょうか。
それから、ランチビール。私は滑るときはノンアルコールビールですが、それでもひときわ美味しい!
ゲレンデ御飯はお高くて、レストランも混んでいるので、お昼はコンビニのおにぎりやパン、カップめんを食べてます。
山ガール御用達JETBOILを使えば、お湯沸かすのもすぐです。キャンプでも使えるし、何より防災グッズにもなるので、アウトドアやる人にはすごくおすすめです。もっと早く買えばよかった!と思ったもののひとつ。
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吹雪いたときだけは、レストランやカフェに退避します。あたたかいココアでかじかんだ手、凍りそうな顔を温めるのが幸せ。
残念ながら今シーズンは滑れないので、来シーズンが今から楽しみです。
みんな平等に年をとる
画像と本文に関係はありません(たぶん)
火曜日の朝は、30代後半に入った独身女子ミドリちゃん(仮名)のLINEに付き合っていました。彼女の”デートした週末明けの愚痴LINEトークルーム”は、もうここ3年は定例会議化しています。その3年の間に、私を含めた彼女の合コン・婚活仲間は続々と結婚していき、今年来年は出産ラッシュもやってきました。婚活現役時代、合コンでは一番モテていた彼女が独身のまま三十路後半を迎えるとは、知り合った当時ではとても想像できませんでした。
けれど、5年以上も友達をやっていると、さもありなんというところ。理由はよくある話で、20代の一番モテた時期の基準からほとんど譲歩ができない、少しでも妥協してしまうと”燃え上がるようなときめき”を感じられないから無理、というものです。
大学卒業後からアラサーまで、見た目も収入も良くて話が面白く、彼女を楽しませてくれる年上とばかり遊んできた記憶が、彼女をなかなか結婚できない女にしちゃったのだなぁと毎度、思います。 ”与えられるものが若い体だけ”で生きてきちゃうと行き詰りますよね。日々失われていく資産なのだから。
— えむ♪ (@SixTwoFive25) 2015, 11月 17
そんな彼女が時折漏らす言葉が、「本当、20代の頃のあの彼と結婚しておけばよかったよ」。後悔は先にも役にも立たないよね…。
「誰かと一緒にいたいと思うなら、相手のいいところを見るようにしたほうがいいと思う。聞く限りはよさそうな人じゃん。勤務先も良いし、見た目も悪くないし、約束をちゃんと守るし、浮気もしなそうなんでしょ。面白い話をしないなんて、普通だよ。男の話が面白いことなんて滅多にないじゃん。あの、時間と女にルーズな元彼と比較したら、よっぽど人間としてまともだと思う」なんて率直なことも気の置けない女友達として言いますが、何を言ったところで本人が駄目だと思ってるなら仕方ないという諦めはあります。
彼女の理想とするような完璧な人との縁が絶対にないとも限らないので、そういう人との出会いか、はたまた、彼女の価値観をひっくり返すような相手との出会いが遠からずあることを、友人として願ってます。
その日の午後、お昼ごはんに炊き込みご飯のおにぎりを食べながら、昔読んだ「彼女の等式」という短編を思い出しました。
「何かを受け取るときは、相当する何かをこちらからも与えるのが筋ってものだよね。そのバランスが崩れていくと、高望みとか搾取に近づいていくんだろうな」とぼんやりと思いました。
若いときは、自覚がなくても、その若さに対して時間やコストを提供してもらえていたのでしょう。若さを提供できなくなっても同じだけのものを受け取り続けたいなら、若さではない何かを自分自身に身につけていかないと。
「20代の頃に、男の人に贅沢させてもらうことが少なくてよかった。幸せのハードルは低いに越したことないね」と、インスタントのお味噌汁をすすってお腹を満たしました。
翌日、いつも楽しみにしている経沢香保子さんがDressに書いているコラムを読みました。
Dressはアラフォー向けの雑誌だけれど、このコラムは20代にも30代の女子にも良いなと思ってます。
経沢さんはふたりのお子様を育てながら、キャリアでは新しいフィールドを切り開いていく、私の憧れの人のひとり。勝手に、先輩というか、お姉さんのように思っています。
そのコラムに、ちょうど、前日に思っていたこととしっくりくるところがありました。
そうだ、人生は経験から成り立つのだ、後戻りなんてしなくていいんだ、若さに魅力があるのでもない、人の魅力とは経験の積み重ねから醸し出される雰囲気なのだと気付いた。だったら苦労も歓迎しよう、毎日、美しい積み重ねをしよう、そう決めた。
恋愛、婚活フィールドでは、”若くて市場価値の高いうちに、若さと可愛らしさを武器にして優良物件を捕まえるのが最良”という価値観があります。確かにそれは賢いやり方なんだと思います。
でも、人生は長く、若さは失われていくもの。若さと可愛らしさで”優良物件を捕まえ”ても、自分自身に他の魅力がなかったら、私だったら、年を重ねるごとに自分が相手にとって不良債権化していくようで悲しい気持ちになりそう。
若さを武器に優良物件を狩って安泰を得ようというのももちろんありだとは思うし、綺麗なだけじゃなくてさらに賢い子なら若さで惹きつけて捕まえた後、年を重ねる過程で人間的魅力もつけていけると思います。ただ、若さによる魅力を失うスピードは結構速そうなので、補うだけの他の魅力を身につけていくのはなかなか大変そうです。
なので、もし自分が二十歳の頃に戻るとしたら、たぶん私は、年齢に左右されない経験の積み重ねで磨かれる魅力をつける方向に努力を尽くすと思うのです。だって、その方が息が長くて面白そうだしね!
軽井沢のザ・カウボーイハウスに行ってきました
にんにくのきいたホットドレッシングが良く合っていて、美味しかったです。また来た時には絶対に頼みたい一品。
左側の春巻きみたいなのは、タコス。中にしっかり味付けされたタコスミートが入っています。
ピラフは牛の脂がしっかり絡んでいて、味しっかりでした。
来年の手帳は、週末野心手帳にしました。
実はというほどでもないですが、来年、出産という一大イベントが控えております。
(もしかしたら今年になるかもだけれど)
どうやら産後はいろいろなことを記録しないといけないそうで、その記録とスケジューリングはMS ExchangeやLotus Notesじゃなくて紙でやるべきとのこと。
そういうわけで、数年ぶりに紙の手帳を利用することにしました。選んだのは、週末野心手帳。ティファニーブルーも、帯をはずすとシンプルになるのもよいです。
WEEKEND WISH DIARY 週末野心手帳 2016 <1日1ページ式>
- 作者: はあちゅう,村上萌
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/09/19
- メディア: Diary
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こちらを選んだ理由を三つ。
- デイリーのページのレイアウトが使いやすそう
字はもちろん、イラストを書いたり、シールを貼ったりするスペースが十分とれます。ボックスと方眼で目的をわけて使うことができるのも便利そう。 -
毎月のWishlistがよさげ
日々の目の前の忙しさに流されて、先送りになっていることって意外とたくさんあります。気合をいれて読む本、大掃除、遠出や旅行、歯のクリーニング…などなど。
これからは育児でますます先のことをスケジュールすることが難しくなりそうなので、意識的に時間を作るようにしないと。 -
プレゼントリストが使えそう
いただきものの重なりそうな年になりそうなので、とても有効活用できそう!
お誕生日はFacebookが教えてくれるからプレゼントを忘れることはありませんが、お祝いはその時にどこかに記録しておかないと不義理のもとになりますからね。
ちなみに、すぐに会う機会のないお友達の誕生日には、LINEでスターバックスのドリンクチケットを送ります。ささいでも、お誕生日当日に贈ることが特別じゃないかなと思ってます。
映画”アメリカン・ビューティ”の today is the first day of the rest of your lifeって始まりの言葉が好きです。今日という日は残りの人生の最初の一日。
たまに無為に過ごしてしまうこともあるけれど、残りの人生の大事な一日を、大事に過ごすツールとして手帳をうまく活用したいです。
ベーグルを作りました。
昨日は、ベーグルを作りました。家にある材料だけで作れるのがいいです。
使った材料:
小麦粉(キタノカオリ)
インスタントドライイースト(Saf instant)
お砂糖(スーパーで買った三温糖)
塩(KALDIで買った南の極み)
ココナッツオイル
水
家でパンを焼くようになると、美味しいパン屋さんで買うか、家で作るかの二択になります。大量生産工場パンは、安くて手軽だけれど、使っている粉がいまいちなのが残念。
お米にそれぞれ味や特徴があるように、粉も味や特徴があって、美味しさが違うんですよね。ペストリー系はお砂糖とバターでごまかせるけれど、食パンやバケットはごまかしにくいです。
午後に出かける用事を思い出して、大急ぎで成型したのでちょっと不恰好。でも、味はもっちりして美味しかったです。今日の朝ごはんはベーグルサンドにしました。
ベーグルの丸い形は、”終わることのない人生の輪”とか”安産の象徴”と言われているそうです。
「あなたなんか早く辞めればいいのに」
お世話になった会社でのネガティブなことを書くのは控えているのですが、”自分のことを嫌う人との付き合い方”というテーマで考える機会があったので、少しだけ。
二度目の転職先は、ある外資系金融でした。外資でも特に金融は人間関係がきついという噂がありますが、天国も地獄も上司次第です。私の上司はたまに乙女すぎてめんどくさいところはあるものの、基本的にはいつも心優しい男性だったので、それなりのプレッシャーはありつつも、楽しい会社生活を送っていました。
一方、私の斜向かいに座っていた女の子は、常に刺々しい女性上司の佐藤さん(仮名)に叱られてばかりでした。毎晩遅くまで残業もしていたようです。外資OLっぽいキリッとした態度の合間に、時折、とても疲れた表情が窺えました。
彼女の、いつも綺麗にケアされていたネイルの根元が伸びっぱなしになってることに気づいたある日、彼女の手が小刻みに震えているのに気づきました。パニック障害になってしまっていたのです。
ほどなくして、彼女の退職が決まりました。
呑気な私は「後任は誰になるのかな。大変そうだなぁ。若い男子とかだったら、あのおばさまも優しくなるのかな」とぼんやりと思っていました。
なかなか後任が決まらない中、上司と部長に呼び出されました。嫌な予感がしました。
「来月から、佐藤さんのところに行ってくれる?」
申し訳なさそうな顔をしている二人。息を飲む私。いやだ、いやだけど、会社員としては断れない。
飲んだ息を吐きながら、「はい、わかりました」と受け入れました。
二人の表情が安堵に変わりました。
「大変だと思うけれどがんばって。えむさんならできるから」
…大変だってわかってるのね…。私ならできるってどういう意味…?
嫌でもなんでも業務命令。それに、どんなにきつい人だって人の子にはかわりないんだから、どこか愛せるところが見つかるはず。
…と、気持ちを前向きに立て直した私の心を凍らせたのが、異動初日の佐藤さんとのミーティングでの最初のひとことでした。
「私、あなたなんか早く辞めればいいのにって思ってるの。だから、後任に欲しいって頼んだの」
…え…?何その、わかりやすい悪役みたいな発言。辞めさせるために自分の部下にしたって何?
内心の動揺を隠すようににっこりとして、「そうですか。でも、私のできる限りのことを頑張ります」と答えました。
「私、このフォント嫌いなの!」と私の使うArialにケチをつけても、派遣で来ているアシスタントの使うComic Sansはスルー。
エクセルで作成したレポートに罫線を入れたら、「なぜ罫線をいれたのか」について問い詰められる。
そんな嫌がらせのような彼女の”指導”が日々、続きました。
心が折れそうになるたびに、手帳の最初のページに書いた”平常心”という文字を思い出して穏やかな表情を取り戻していました。嫌がらせに対して、平常心を失ったり、くさったりしたら、その時点で自分の負けなんだと思っていました。
ときに叫びだしそうになる気持ちを家飲みのワインでなだめすかしながら、佐藤さんが退職するまでの2年半を過ごしました。
彼女がなぜあんなにもいつも意地悪だったのか、理由はわかりません。
全然楽しくなかったし、よかったともまったく思っていません。佐藤さんが退職せず、私もずっと働き続けていたら、私もパニック障害になっていたかもしれません。
でも、あれ以来、仕事で辛い状況になるたびに、なぜかあの理不尽に晒され続けたことを思い出します。そして、「大丈夫。乗り切れる」と自分を励ますような気持ちになるのです。
つける薬のない攻撃的な人もいるみたいです。
ストレス解消のために、朝からスコーンを焼いてみました
11月だというのに、すでに師走かと思うほどの忙しさ。
忙しい日が続いて魂が抜けたみたいになってくると、オーブンで何かを焼きたくなります。週末で時間が十分あれば、パン。平日の朝だと、発酵のいらないクイックブレッドが定番です。
お料理がストレス解消になるのは、クリエイティブで、ロードマップがはっきりしていて、短時間で結果が出て、成果物を美味しく食べることができるからと思っています。味覚を使う、盛り付けのビジュアルにこだわる、と普段のお仕事とは違う感覚を使えるのもよいところ。
私は触覚の人のようで、パン生地を手で捏ねているときが一番、無心になれます。自分の手のひらの温度で、あたたまっていく生地の感触が好きです。イーストが膨らんで、もちもちふわふわの赤ちゃんの肌のような一時発酵後の生地を触るのも幸せ。
(だから、パン作りが趣味でも、ホームベーカリーは持っていません)
今朝は、クランベリースコーンを焼きました。混ぜるの5分、焼くの15分、所要時間20分。オーブンに入っている間に身支度をして、焼きあがった頃に朝ごはんにしました。美味しかったです。